宮下鍼灸整骨院の寝違え施術｜大阪市生野区寺田町

寝違えとは、就寝中に首や肩に過度の負担がかかる体勢をとることにより起こる首周囲の筋・腱・筋膜などの急性炎症による痛みの総称です。簡単に言うと軽度の肉離れを起こしてしまっている状態です。朝起きた時に首を動かすと強い痛みが出ることが特徴です。日常生活において良く起こりやすい症状ではあるので、ほとんどの方が経験したことがあるでしょう。

睡眠中に同じ姿勢を続けたり、無理な姿勢のまま固定されることで首から肩の筋肉へ過度の負担がかかり阻血状態になり、筋肉が凝り固まってしまった状態で急に動かしたりしてしまうと寝違えを起こします。就寝中の冷えや、日中の筋肉疲労が誘発要因と考えられております。寝違えの原因は睡眠中に作られますが、痛めてしまうのは起床時になるのです。

寝違えは骨の異常ではないので、レントゲンやCT検査では異常がないと診断されます。詳細なメカニズムはわかっておりませんが、多くは椎間関節という首の関節の異常と考えられており、まれに頚椎椎間板ヘルニアなどの疾患が原因であることもあります。

朝目が覚めた時に首を動かすことで、筋肉痛のような鈍い痛みが首や肩にかけて生じ、一定方向に動かすことが困難になる。特に決まった向きに首を動かしたときに痛みが強くなり、痛みを緩和するために首を傾けるような姿勢をとることが多くなる。

寝違えは軽度のものから重度のものまであります。

• 重度な寝違えや他の疾患の場合

• 痛くて首が回せない

• 動かすとピリッとした痛みがある

• 腕や手にしびれがある

• 安静にしている時も首が痛む

特定の方向を向くと痛みがある寝違えが一番多いといわれています。

寝違えを放置し長く症状が続いたり、頻繁に生じていると、筋肉が固くなり普段の日常生活やお仕事中でも肩こりや頭痛などが起こりやすくなります。

痛みが強く首が動かせない時は、痛みのある部位に局所麻酔薬を注射して痛みを緩和させることもあるので早期治療を心がけてください。

まず当院では、他の重度の疾患との鑑別のため検査を行います。手足のしびれの有無、手足の動きの確認、手足の神経の反射などのチェックを行います。

その後痛みが出ている患部に超音波治療器を当てて筋肉をゆるめていき、私たちが患部に触れる際は”皮膚に触れる”程度です。痛みを感じないまま治療が終わります。

根本的な治療をご希望される方は、背骨の歪み矯正を含めた宮下式根本治療整体を受けていただいております。背中や腰などへのアプローチで首の可動域が劇的に広がります！