宮下鍼灸整骨院の脊柱管狭窄症施術｜大阪市生野区寺田町

背骨の内部を縦に走る脊柱管というトンネル状の構造が通っています。変形や変性によってそのトンネルが狭くなり、その中を通る血管や神経の束が圧迫され腰や臀部、足などに痛みや痺れが現れる病気です。

脊柱管を狭窄させる主な原因

①靭帯の肥厚

腰椎同士をつないでいる靭帯が厚くなった結果、脊柱管や椎間孔が狭くなり神経が圧迫される。

②椎骨の変形

椎間板の上下にある椎体（椎骨の前部）に、骨棘というトゲの様な出っぱりが生じ、それが脊柱管や椎間孔にせり出して神経を圧迫する。

③腰椎（変性・分離）すべり症

椎骨同士が前後にずれることで脊柱管や椎間孔が狭くなり、神経が圧迫される。

④変性側弯

脊椎が左右に曲がったりねじれたりした結果、脊柱管、椎間孔が狭くなり、神経が圧迫される。

脊柱管狭窄症は主にこのような要因で起こると考えられます。ただし、それぞれ複数の要因が併発して起こっている場合がほとんどです。

神経の圧迫された状態が長期間にわたると、神経に炎症が生じて腰痛、下肢痛、しびれなどの症状が現れます。また、神経には血液が通っているので、血流も滞り、神経に十分な酸素や栄養が届かなくなると神経が酸欠状態になってしまいます。すると、間欠性跛行（こま切れにしか歩けなくなる症状）や足のマヒ、強いしびれ、お尻まわりの冷感・灼熱感といった感覚症状が起こり、排泄障害があらわれる場合もあり、手術を検討するところまで進行してしまいます。

この脊柱管狭窄症を治療する上で必要なことは、すぐに手術を選択しないことです。

私たちの様な整骨院業界に足を踏み入れたことのない方は不思議に思われるでしょうが、腰部を中心に関連する部位のツボやトリガーポイントといわれるところに、で冷えで収縮し悪化した血管に対し、温灸の血管拡張作用で血流を改善して痛みやしびれがとれます。その他、腰部の牽引器や超音波治療器などで同じ症状でも各患者様に合ったアプローチを選択して頂けます。

生野区宮下鍼灸整骨院ではこれらの患部施術からおこない、宮下式根本改善メニューに加え、運動療法とを組み合わせて進めていきます。お身体の状態にもよりますが、数回の通院で何らかの兆候が感じられ、その後ゆるやかではありますが痛みやしびれが徐々に軽減していき根本改善された患者様も多数いらっしゃいます。